永久脱毛の仕組みはどのようになっているのですか?
永久脱毛と言うと一回施術をするともうムダ毛が生えてこないようなイメージがありますが、実は毛が生えるメカニズムと深い関係があります。
毛が生えてくるメカニズムと関係があるので、ムダ毛の状態や体の部位とはあまり関係無く、部位によって多少の違いがある程度です。
永久脱毛の仕組みの前に毛が生える仕組みを考えると、毛が生えるには周期があり、大きく分けて、休止期、成長期、退行期に分かれます。
休止期は、肌表面からは見えません。
成長期に入り毛が成長してきて見える様になります。
成長しきった毛は退行期に入って自然に抜け落ちる、そう言った周期を繰り返しています。
永久脱毛の仕組みは、この毛が生える仕組み、毛周期と深い関係があります。
成長期の毛をカミソリ等で自己処理した後、医療レーザーを照射して元気な毛根や毛乳頭に熱エネルギーを加える事で毛の再生能力を低下させると言うものです。
その為、元気に成長しようとしているムダ毛の毛根や毛乳頭自体にダメージを与えるので、次の周期からは毛が生えにくくなると言うよりも、毛が生える根拠が無くなってしまうのです。
一回の施術で脱毛完了しないのは何故?
前述したような永久脱毛の仕組みですから、一度レーザーを照射した部分からは半永久的に毛が生えて来なくなります。
しかし、体の毛穴の数は無数にあり、休止期の毛根には効果が無いので複数回の施術が必要になるのです。
例えば、比較的狭い部位で言えば、脇等がありますが、脇脱毛でも、複数回の施術を行います。
一回で施術が完了すると言う事はほぼ、どの部位でもないのです。
医療レーザーは肌表面に出ている毛、つまり成長期の毛に対して有効な治療法なので、どうしても複数回の施術が必要になってしまいます。
それでも、エステサロンや脱毛サロンよりも回数は少なくて済むのが医療機関でしか施術出来ない永久脱毛なのです。